今日は祝日で株式市場も休場なので趣を変えてサッカーの話題。
エナジードリンクで有名な「レッドブル」がJ3の大宮アルディージャを買収すると先月発表された。ここ数年、大宮アルディージャはJリーグで低迷しており、外資であるレッドブルの買収によってクラブがどう変化するのか注目している。
さらにレッドブルのJリーグ参入によって各クラブの経営にも影響してくるのではないかと思っている。
日本人サッカー選手が欧州などで活躍することが増え、W杯で日本代表チームが強豪国に勝つようになって、海外からはJリーグが魅力的に見えている。欧州の主要リーグに比べてクラブ経営権取得のコストは格段に低いこともあって、レッドブルに続き他にも外資が参入してくる可能性は十分にある。
日本人選手のレベルが向上しているようにサッカークラブの運営についてもレベルを上げることが求められるようになるだろう。外資の参入が、これまでのクラブ運営に変化をもたらすことを期待したい。
そして外資の参入という流れとともに、いずれは株式上場を果たすクラブが出てくるかもしれない。海外ではすでに上場している有名クラブもある。クラブのサポーターは株式を買うことでクラブの部分的所有者となれるし、クラブにとっても資金調達がしやすくなってチームを強化できる。さらに有名選手を獲得することができればJリーグ全体も活性化することになる。
浦和レッズのファンである私からすれば、同じ地域の大宮アルディージャが強くなって再び「さいたまダービー」が実現してほしいと思っている。それまでどれくらい時間がかかるかわからないが、レッドブルが大宮アルディージャに「翼をさずける」かどうか、さらにはそれがJリーグにも大きな影響をもたらすのか注目したい。