先日、AT小型限定普通二輪免許を取得するため教習所へ申し込みに行ってきた。50歳を超えると何かと行動に移すまでのハードルが高くなりがちだ。行動に否定的な理由を列挙して言い訳してしまう。
そうした壁を超えるのは好奇心だ。
私の場合は、自分がバイクの免許を取ってやってみたいことを具体的に想像して好奇心が刺激された。そもそもバイクに興味を持ったのは、ユーチューブでバイクのツーリング動画をたまたま観ただけだ。
年齢を重ねるほどこの好奇心を失っている人が多いような気がしている。
経験したことがないことは無数にあるのに、まるで知っているかのように勝手に想像してわかったつもりになってそこでやめてしまう。
子供のころは好奇心いっぱいでワクワクすることだらけだったのに、大人になると「もう歳だから」といって簡単にあきらめてしまう。
それ以前に、何をやりたいかすらわからない状態になっていたりする。そのくせ何かをしていないと落ち着かない。だから仕事でそれを埋め合わせる。でもその仕事が本当にやりたいことではなく、その気持ちを閉じ込めるため無感情・無気力になっていく。その結果、好奇心はどんどん失われていく。
何かしたいと思ったのなら、それに理由など必要ないのだ。
どんな小さなことでも自分がやりたいと思ったらやってみればいいだけだ。
好奇心の種は至る所にある。それに気づいて育てればいい。いずれ芽が出て花が咲く。
「なんだかよくわからないけど面白そうだ」というのが好奇心だ。
株式投資を始めたのも好奇心からだ。「株って何?」という小さな興味を持ったことが始まりだ。
その好奇心の種が大きく育って今に至っている。
好奇心は、行動の原動力になり、人生を豊かにする源になる。