投資狂日記

自由を追求するブログ

楽であることと楽しいこと

人は楽であることを求める。でもその楽であることが楽しいとは限らない。

横になって寝っ転がるのは楽だが、それが楽しいかと言われればそうでもない。

 

FIREという言葉が流行るのも、仕事から追われない楽を求めるからだ。

だが、実際にFIREして楽になってもそれだけで楽しいことにならない。だから再び仕事をするようになったりする。

 

一方、楽しいことというのは、たいていそれを味わうまでの困難が伴っている。その困難を乗り越えるからこそ楽しいと感じることができる。

 

楽であるところには楽しみがない。

 

同じ「楽」という文字を使っているのに不思議なものだ。

この「楽」という漢字は、木に糸を張った弦楽器にかたどっているらしく、そこから音楽、転じて「たのしむ」意味を表すようになった。

楽器を演奏するのは楽しいが、それができるようになるのは楽ではない。

昔の人もそう考えていたのだろうか。

 

楽することばかり考えていたらきっとつまらなくなる。

やはり楽しいことを追い求めた方がいい。