投資狂日記

自由を追求するブログ

徒歩か高速道路か

投資というのは労働から得た収入というフローを資産というストックへと変換させていくことだ。そういう意味では、貯蓄というのもフローからストックへ変換する一形態といえる。

そして、フローからストックへと変換させる目的があるはずだが、その目的に到達するまでの道のりにはいくつもの選択肢がある。

 

貯蓄というのは徒歩のようなものだ。のんびりと歩いていれば事故に遭う確率は低くなるし、もし事故に遭ったとしても大怪我をする可能性はないとはいえないが低いことは確かだ。ただ目的地までに到達するのにはものすごく時間がかかる。目的に達するよりも前に寿命が尽きてしまうかもしれない。

一方、投資は自動車で道路を走るようなものだ。自動車にもいろいろ種類があるし、道路も舗装されていない狭い道もあれば高速道路もある。高速道路では速く走ることができるため早く目的地に到達できる可能性がある。だがその分事故に遭う可能性も高く、大事故になれば命を落とし目的地にたどり着けないこともある。

 

目的地に向かってどういう乗り物を選び、どういう道路を選択するか。

それは人それぞれであり、自分で選択することだ。

 

高速道路を走ることが怖いと思う人もいるし、逆にスピードを追い求める人もいる。

景色を楽しみながら進みたい人もいるし、誰かに運転を任せて自分は眠っていたい人もいる。

見知らぬ道を自ら進んでみたいと思う人もいるし、ひたすら誰かの後をついていくだけの人もいる。

 

私は今、バイクに興味があるのだが、考えてみれば投資の道を進む乗り物を例えると私の場合はバイクなのかもしれない。しかもスピードが出る排気量が大きいバイクではなく小型バイクだ。小型のバイクなら細い道も難なく通れるし、ちょっと立ち寄りたいところがあればすぐに向かうことができる。スピードは出ないが、燃費がよく多少時間がかかっても長距離進むことができる。そしてなにより走ること自体が心地よく楽しそうだ。

 

徒歩のままか、何か乗り物に乗るか。そしてどんな道を進むのか。

自分には何が合っているのか。

投資においてもそれを模索する作業は必要だと思う。