投資狂日記

自由を追求するブログ

株式は永久保有するつもりで買う

株式投資では通常売るつもりで買うことになる(信用取引空売りするときは買い戻すつもりで売ることになる)。ここがほとんどの消費と異なるところだ。

普通の消費では買った後はそのモノの価値は減少していく。だが、買った後に価値が上昇する可能性があるものは投資の対象となり、「売ること」を視野に入れることになる。

 

でも逆説的だが、株式投資では売らないことを考えたほうが上手くいく。

 

もし、買った株式を売らないことはキャピタルゲインを考えないということだ。代わりに配当というインカムゲインを考えることになる。

そうすると株式を保有し続ける間に配当をもらい続けることができるかどうかが重要になる。企業が破綻してしまっては配当を得ることができなくなってしまうから、事業が永続的でなければならない。だから株式を買う前はかなり慎重にならざるを得なくなる。

 

そうやって慎重に選んだ企業が仮に永続するならずっと配当をもらい続けることができる。永続するだけでなく成長していれば配当額も増加していく。こうした企業の株式は売らないことで保有する間、結果的に価値も上昇しているのだ。

では永続する企業でも配当しない方針の企業はどうなのか。

その場合でも企業の利益は本質的に株主のものであり、いつかは株主に還元される。それまでに多くの利益を蓄積できる企業かどうかがカギになる。配当するかしないかは株主還元のタイミングにすぎず、結局のところ利益を蓄積し続けられる企業であるかどうかが重要なのだ。

 

だから永続する企業の株式を保有し続けること、売る必要のない株式を買うことこそが理想となる。

 

だが現実にはそうした企業はなかなか存在しない。

成長企業でも勢いが続かず突如その成長が止まったり破綻してしまう。破綻までしなくともずっと低迷し続けることもある。そうした企業では利益の蓄積が進まず、蓄積に時間がかかってしまう。そういう企業の株式を長期間保有していても利益を得られない。

頻繁に株式の売買がなされるということは、ほとんどの企業が永続するかどうかわからないからこそなのだろう。