投資狂日記

自由を追求するブログ

地上から空へのシフト

昨日、NHKクローズアップ現代で「空飛ぶクルマ」を取り上げていた。これは「投資の種」になると瞬時に思った。

日本のみならず世界で開発競争が続いていて、近い将来に移動革命が起きて暮らしが一変する可能性がある。

 

これは同時に自動車産業にも多大な影響を及ぼすことが予想される。現在、EV開発などが活発だが、一方の「空飛ぶクルマ」も電動だ。この「空飛ぶクルマ」が実用化されて、その可能性が広がったとしたらEVなど霞んでしまうかもしれない。

 

なにしろ空中を移動するようになれば移動時間が劇的に短縮される。この快適さに気付いたとき、爆発的に普及するのではないか。そうなれば「空飛ぶクルマ」の製造に参入する企業も増加するだろう。既存の自動車会社もそちらにシフトする可能性もある。さらに「空飛ぶクルマ」に関連するサービスも新たに生まれるだろう。まさに革命の名の通り激変するに違いない。

 

そして自動車産業地殻変動が起きるかもしれない。

日本企業の時価総額トップはトヨタ自動車だが、最近の株価は冴えない。それはEVシフトへ出遅れていると思われているかららしい。もしこれに「空飛ぶクルマ」へのシフトが重なれば、時価総額トップの座から降りることにつながりかねないのではなかろうか。

 

他方、浮かび上がってきそうな企業はどこだろう。

思い浮かんだのはソニー・ホンダ連合だ。このあたりが何か面白そうなことをやってくれそうな気がする。

 

むろん、「空飛ぶクルマ」が実用化されるまでにはいくつもハードルがある。2年後の大阪の関西万博で会場と空港を移動する手段として実用化を目指していることから、まずはそこに注目したい。

 

地上から空へのシフト。これにどんな企業が関わってきそうか今から頭の体操をしておきたい。こういうことを想像するのも投資の醍醐味の一つだ。