投資狂日記

自由を追求するブログ

2025年問題を見据える

日経新聞に売上高100億円以下の上場企業「NEXT1000」について度々記事が掲載される。今日の紙面にも「介護テック、現場を支える」という記事が掲載されていた。その記事で紹介されていた企業の1つに私が投資しているカナミックネットワークがあった。

 

カナミックネットワークは介護記録を効率的に管理するクラウドシステムを提供している。介護関連についてはアンビスホールディングスにも投資しているが、介護関連に注目するのには訳がある。

それはいわゆる「2025年問題」だ。

 

「2025年問題」とは、戦後すぐの第一次ベビーブームの時に生まれた、いわゆる"団塊の世代"が後期高齢者(75歳)の年齢に達し、医療や介護などの社会保障費の急増が懸念される問題だ。国民の4人に1人が75歳以上になり、介護の人手不足や施設不足が深刻な状況となりつつある。

 

2025年までにあと3年あるわけだが、それを境に介護関連市場は急膨張する可能性がある。カナミックネットワークは介護テックによって介護業務の効率化に貢献する企業であり、アンビスホールディングスは慢性期・終末期の看護・介護ケアに特化した医療施設型ホスピスを運営し地域医療を支える存在となる企業で、その成長性に期待して投資した。

2022年になって株価は軟調だが、3年後を考えてみればなんら気にする必要のないことだと改めて気付く。

やはり、「なぜその株を買ったのか」という理由を思い返してみることは重要だ。とくに相場が軟調なときほど恐怖心によって判断を間違う危険性には気を付けたい。