投資狂日記

自由を追求するブログ

株主総会に出席するべきか

気付けばコロナ禍となって以来、株主総会に出席していない。

株主総会は投資先の経営陣を直に目にすることができ、その雰囲気や態度・仕草など感覚的な情報を手に入れる絶好の機会でもある。

こうした感覚的な情報は決算書を読むだけではわからない。だから雰囲気を味わうだけでも株主総会に出席する効果はあると思っている。そして必要とあれば質問もできるのだから、株主としての権利を活用する重要な場でもある。

 

今年はポートフォリオの銘柄をだいぶ入れ替えたこともあり、新たに取得した銘柄については株主総会に出席したいと考えている。ちょうどコロナの感染状況も落ち着いていることもある。

新たに取得した銘柄では9月決算企業があり、株主総会が12月に開催される。ちょうど招集通知が出され始めたが、それを見ると感染防止の観点からできるだけ出席を見合わせてほしいという要望が出ている。また、準備する席の数も少なくしているようだ。

 

無論、感染対策は重要だし、株主の出席を制限する趣旨も理解できる。だが、これが表向きは純粋に感染対策が理由であるとしているものの、株主からの追及をかわすための口実である可能性もある。

その真意を探るためにも株主総会に出席したい気持ちがかえって強くなってしまう。一方、株主総会に出向いたとしても席がなくて入れない可能性もあるわけで、無駄足になってしまうリスクもある。

 

株主総会招集通知の文言は各社によって微妙に異なっており、その文言から株主にどう向き合うつもりかを深読みするのも案外面白い。もし、株主軽視が透けて見えるようならば、株を手放すことも考慮したほうがいいかもしれない。