久しぶりの銘柄チェック。今回はエニグモ(3665)に着目。
世界各国の出品者からファッションアイテムを購入できる個人輸入代行サイト「BUYMA(バイマ)」を運営。主に海外に在住するパーソナルショッパー(商品の売り手)が商品をサイトに出品。エニグモは、会員(購入者)の注文の取次ぎや決済などを代行する。主な収益源は手数料であり、購入者から決済手数料を、バイヤーからは成約手数料を受け取っている。在庫を持たぬビジネスモデルであることから非常に収益性が高い。ROEは約25%、自己資本比率も80%近くあり、財務は強固。総資産のうち現預金がかなりを占めている。
売上、利益ともに右肩上がりとなっている。だが、2022年1月期の第2四半期決算で累計では増収増益であるものの、第2四半期に限ると前年と比べて減益となっており、これが嫌気されて株価は低迷している。PERは約22倍となっており、この水準をどう考えるか。
BUYMA事業は国内のみならず海外へも進出しており、さらにファッションアイテム以外に家具やアウトドアなどへも広がっており、潜在成長力はかなりある。さらに、扱うアイテムが大量生産の商品ではなく、こだわりや思い入れのあるいわば特別なものであることが顧客を引き付ける要因となっており、他社にはない特徴といえる。
長期的にみれば現在の株価水準は割安といえるかもしれない。
【独断と偏見による現時点での評価(5段階)】
成長性 ☆☆☆☆☆
割安性 ☆☆☆☆
財務健全性 ☆☆☆☆☆
投資魅力度 ☆☆☆☆
※あくまで個人的な見解であり、投資を推奨するものではありません。この記事により損失が生じたとしても責任は負いません。投資は自己責任でお願いいたします。