日経平均株価が3万円を超え、見通しが明るくなっている。そのおかげで自分のポートフォリオも好調となっている。
つい先月までは冴えない悶々とした雰囲気だった。それがまたたく間に一変してしまう。株式投資を長年していると、こうしたことは日常茶飯事だ。
こうした相場の波に自分の感情も揺さぶられる。
好調なときはいい気分になり、低迷すれば落ち込む。
投資を続けるには感情の揺れに対応する必要がある。
相場は揺れ動くものだ。
今、好調であっても遠からずそれは終わる。そして低迷が続いたとしてもいずれそれは終わる。
現在の状況も長く続かないかもしれない。いい気分になった後は嫌な気分がやってくる。
でもその嫌な気分を乗り越えた先には、さらにいい気分になるときがやってくる。
株式相場の揺れは感情でもあり、その感情の揺れを取り除いて残るのは、結局のところ企業の業績なのだ。業績が右肩上がりである限り大きな心配はいらない。長期的には株価は業績に連動するからだ。
株式投資は常に山あり谷ありだ。
それに翻弄されることなく、むしろ楽しんでしまうほどになれればいいのだろうが、そうもいかないのが現実だ。
いずれ悲観の波が押し寄せることになる。今の状態が良くても気が大きくなりすぎないように引き締めたいと思う。