投資狂日記

自由を追求するブログ

勝率にこだわる投資しているとありがちなのはコツコツドカン

株式投資をしていて不思議に思うのは、「勝率」にとてもこだわる人がいるということだ。負けることなく勝ち続ければ儲かると考えているのだろう。

 

そもそも株式投資における勝ち負けというのはなんなのか。

買値より高く売れば勝ち、買値より低い値段で売れば負け、ということなのだろう。

だが本当にそうなのか。

例えば、売買で1,000円の勝ちを99回したとしてもたった1回の売買で100,000円負けたとしたらどうなのだろう。99回の勝ちでもたった1回で大きく負けたら意味がない。

 

小さい勝ちにこだわっているといずれ大きな損失に出くわすものだ。いわゆる、コツコツ儲けてドカンと大きな損失を被るというやつだ。

 

株式投資をトレード(取引)と捉えていると勝ち負けという発想になる。トレードによって儲けが生まれると考えている。もちろんそれでうまくいく人もいる。だけどこれは結構難しい。誰でもできそうに見えて、上手くいく人は少ないというのが実情なのではないか。小さい損失を何度もしながら数少ない大きな利益を得るようにできるのがいいのだろうが、それがなかなかできない。だから少ない利益を何度も得ながら一度の大きな損失ですべてを吹っ飛ばしてしまう。

 

だが株式投資では、頻繁に売買することなく儲けは得られるのだ。投資した企業がより多くの価値を生み出すように成長するのであれば、売買することなく保有し続けていればいい。

 

むろん、企業のことをもっと知ろうとすることは必要だ。知ろうとすることで保有する根拠がより強くなる。わけもなく株価が上がると信じているのでは、宝くじが当たるように神頼みをしているのと変わらない。