今回はイー・ガーディアン(6050)に着目。
総合ネットセキュリティ企業。Web監視が主力で最近は動画チェックの需要が伸びている。一方、ソーシャルゲームのサポートは減少し苦戦。新しい事業の柱としてサイバーセキュリティ事業が拡大している。セグメントもその他事業から独立して表示されるようになった。
売上・利益は順調に成長しており、9期連続で最高益更新。2021年9月期の通期計画も上方修正しており業績は好調。ROEは約25%前後で収益力はかなり高い。自己資本利益率も70%を超え財務は強固といえる。営業キャッシュフローは着実に増加しており、資金はさらなるM&Aに活用するかもしれない。配当は増加しているが、配当性向は低い。
株価はさえず下落基調。PERは過去に約40倍ほどであったが、現状では約26倍で割高感はあまりない。今後サイバーセキュリティ事業の成長が期待できることから、むしろ割安とも考えられる。労働集約型からサブスク型へ進化を図っており、これがうまくいけば収益力はさらに上昇することも考えられる。
【独断と偏見による現時点での評価(5段階)】
成長性 ☆☆☆☆☆
割安性 ☆☆☆
財務健全性 ☆☆☆☆☆
投資魅力度 ☆☆☆☆
※あくまで個人的な見解であり、投資を推奨するものではありません。この記事により損失が生じたとしても責任は負いません。投資は自己責任でお願いいたします。