マイクロソフトが新OSのウィンドウズ11を発表した。
そのウィンドウズ11では「アンドロイド」向けのアプリが利用可能となるらしいが、より重視しているのはクラウドだという。そしてウィンドウズ10の利用者は無償で更新可能らしい。
でもかつてのようなインパクトはないような気がする。
パソコンのOSは従来、ウィンドウズが圧倒的シェアを占めていて、残りがマックOSだった。だが最近ではグーグルのクロームOSが台頭してきており三つ巴となっている。
そのクロームOSを搭載したクロームブックというパソコンがあるが、低スペックでも動くため非常に安価だ。娘が通う小学校で配られたのもクロームブックで、教育機関ではかなり普及している。企業でも管理コストが低く抑えられるためクロームブックを一括採用することが増えているらしい。
私も1台持っているが、起動が早く動作も軽い。セキュリティは自動更新してくれるためセキュリティソフトもいらない。複雑で重い作業でなければウェブアプリで済んでしまう。
現状はウィンドウズでしか使えないソフトがあるため、クロームブックはサブで使うものという位置づけだ。だが、将来のパソコンはクロームブックのような形態になっていくのではないかと思っている。
学校でクロームブックを使った子供たちが大人になればそのままクロームブックを使うことが増えるだろう。マイクロソフトのウィンドウズ11がアンドロイドのアプリを使えるようになるのは、グーグルにすり寄ることでもある。
パソコンでは圧倒的なシェアを誇るウィンドウズの栄華は続かず、クロームOSが勢力地図を一気に塗り替えるかもしれない。そのときマックOSはどうなるのか。
このOS三国志の行方はなかなか面白い。