投資狂日記

自由を追求するブログ

株主総会招集通知をすぐにゴミ箱に捨ててはいけない

株式投資をしていて保有株が多いと株主総会招集通知がたくさん届く。ちょうど今頃は毎日のように郵便ポストに入っている。私だけでなく妻の分もあるから結構な量になる。

 

そうした株主総会招集通知はみんなちゃんと目を通しているのだろうか。結構分厚かったりすると封を開けて即刻ゴミ箱行きという人もいるのだろう。

 

株主総会については、なるべく出席したほうがいいと思っている。だが今年は一つも出席していない。コロナ禍にあるというのがやはり大きな理由だ。

だが出席しないからといって招集通知を読まないというのはやはりもったいない。株主総会招集通知には事業報告も掲載されている場合があり、少なくともその事業報告のところは読むようにしている。内容は決算短信で発表されたものとほぼ同じだから、決算短信をすでに確認しているならざっと読むだけでいいし、決算短信を確認していないのならじっくり読んでみるのだ。

 

株主総会招集通知のみならず、定期的にニュースレターのようなものを送ってくるれる企業もある。逆に最低限のものしか送ってこない企業もある。そうした郵便物の厚さも企業によってまちまちで、企業がディスクロージャーをどう考えているかの参考になる。

また、長期間保有していると企業が変化していることを感じることがある。例えば日進工具はジャスダックに上場していたときは出来高も少なかったが、株式分割などで株式数を増やしディスクロージャーを充実させて東証1部へと移っている。ディスクロージャーが積極的になったことは経営陣の意識が変化したことでもあり、そうした変化は業績にも表れてくるものだ。

 

投資はあらゆるところにヒントがある。株主総会招集通知にも何らかの気付きがあるかもしれないのだ。