投資狂日記

自由を追求するブログ

時代の流れについていく

先日、実家の母から電話があった。新型コロナウイルスのワクチン接種予約をネットでできないかということだった。5月中に最初の受付があったが、電話ではつながらず結局予約できなかったらしい。6月になったら再受付が始まるので、今度はネットでというわけだ。だが母はパソコンも持っていないし実家にはネット環境もない。なので私が代わりにやってあげることにした。

予約に必要なIDなどを教えてもらい、予約日当日は開始時間前から待機。予約開始とともにアクセスするが混雑してつながらず。それでも何度か試しているうちにログインできて予約をとることができた。所要時間は約30分。母に電話して予約できた旨伝えると、あっさり取れたことに驚いていた。高齢者にとってネット予約などはハードルが高いということはテレビなどでも伝えられていて、子や孫にやってもらったという人が多いのだろう。

 

テクノロジーはどんどん進化していくが、高齢者はその流れについていけない。自分が高齢者になったときは、さらにテクノロジーは進んでいて私もその流れから取り残されているかもしれない。そうなったら私も子や孫に頼ることになるのだろうか。

 

高齢者がテクノロジーを使いこなせないのはなぜなのか。

例えば、インターネットは昔はなかったけど、登場してから徐々に世の中に浸透していった。その浸透していく過程で使う機会があったかどうかにかかっているのだろうか。インターネットでどんどん便利になっていく一方、使わなくても日常生活はできるからそのまま過ごしているうちにますますテクノロジーの進化から離れていってしまい、とうとうチンプンカンプンなレベルまでに達してしまう。

ガラケーからスマートフォンへ移り変わるところでも、人によって大きなタイムラグがある。あっという間にスマホに乗り換えた人がいる一方で、ずっとガラケーを使い続けているうちにスマホへの乗り換えが面倒くさくなってしまった人もいる。

 

おそらく新しい物事に興味を持てるかなのだろう。興味がなければ淡々と日常は過ぎていくが、その間テクノロジーは進歩し、気付いたときには取り残されているのだ。

 

これからも新しいテクノロジーが出てくる。ブロックチェーンや5Gでまた世の中が大きく変わるかもしれない。難しそうだからとかめんどくさいとか言わずにテクノロジーの進化に食らいつきたいと思う。将来の高齢化社会では高齢者の間でもテクノロジーを使いこなせる人とそうでない人との差が広がっているかもしれない。