街を歩いているとちょっとした違和感に気付く。しばらく行っていなかったところに行ってみたらあったはずの飲食店がなくなっていたり、テナントがまったく入っていないビルがあったりする。
コロナ禍が1年以上続いていることによる影響が如実に表れ始めている。
もし、コロナ禍がなかったとしたら今頃はどうなっていただろう。
東京オリンピックはすでに過去のものになっていただろうか。
安倍内閣が退陣していただろうか。
何か新しいブームが起きていただろうか。
世界経済はどうなっていただろう。相変わらず金融緩和が続いていたのか、それとも金融引き締めに動いていたのだろうか。
そして株価はどうなっていただろう。日経平均株価は3万円を超えていただろうか。
そんな想像をしたとしても無意味なことはわかっている。
現実にはコロナ禍が起き、現在も続いていて、世の中が変わってしまった。
コロナ禍が収束したらどうなるか。
あれこれ予想するけど、予想もつかないことが起きるものだ。
人間万事塞翁が馬。人生における幸不幸は予測しがたい。
いろいろ駄目なところが浮き彫りになっているけど、せめて物事をいい方向へと捉えるようにはしたいと思う。