投資狂日記

自由を追求するブログ

投資のサイズ感

株式投資において1銘柄にどれくらいの資金を投入するか。投資のサイズ感は資金の量、分散の度合い、そして経験によって変化してきた。

 

投資を始めたころは資金量と経験が少ないこともあって1銘柄への資金投入量も少ない。だが、経験を積み資金が増えてくると1銘柄当たりの投入額も次第に増えてくる。

気付けば昔では考えられないほどの金額を1銘柄にあっさり投入できるくらいになっていた。

 

だが、ここ数年はその1銘柄当たりの資金投入量がそれほど変化していないことにも気付く。

1銘柄に100万円を投資して200万円になったとして、次にその200万円を100万円ずつ2銘柄に再び投資し、銘柄数が増加することでリスクを分散させてきたともいえる。分散というのは聞こえがいいが、実は1銘柄当たりの投資額を増やす勇気がなかっただけではないのか。100万円ずつ2銘柄ではなく、1銘柄に200万円を投じたほうがいいのではないのか。1銘柄当たりの資金投入量を増やせば、日々の評価損益額も大きく動くことになり、その変動を受け入れられるだけの器がまだないのかもしれない。

 

この自分自身の投資に関する器というのは投資のサイズ感に影響する。

器が小さいのにそれを上回ることをすれば、無知による鈍感あるいは過度の恐怖心によって判断が狂う可能性が高くなる。逆に器よりはるかに小さいことをしていてはいつまでたっても成果が出ない。

また、器を大きくしようと意識しないと器も大きくならないものだとも思う。少し器を大きくする勇気をもって背伸びをすることも必要なのだろう。