投資狂日記

自由を追求するブログ

2021年度税制改正にみる将来展望

2021年度税制改正が取り沙汰される時期になった。コロナ禍もあって景気テコ入れを優先する内容が多いようだ。

 

企業向けとしては、デジタル化への推進を図るため法人税の負担軽減がある。これによってDX関連企業への追い風となるだろうが、すでに株式市場では織り込んでDX関連企業の株価は上昇してしまっている。企業間の競争も過熱になり、これから投資した場合下手をすると大やけどするおそれもあるだろう。むしろデジタル化によって変貌しそうな企業を探してみるほうがいいかもしれない。デジタル化と口で言うことは簡単だが、これまでの習慣をガラリと変えることにつながるので心理的な抵抗があり、思ったほど進まないところも出てくる。スムーズにデジタル化できた企業が大化けすることは十分にありえる。

もう一つ大きな流れとしては脱炭素だろう。脱炭素につながる商品やサービスを提供できる企業が大きな飛躍を期待できる。これも案外意外なところが注目を浴びることになるかもしれない。

 

もうすぐ会社四季報の新春号が出るので、税制改正を踏まえて投資候補企業を探してみるのも年末年始の過ごし方としてちょうどいい。