投資狂日記

自由を追求するブログ

脳の持久力

世の中は画像・動画が主流となっている。ビジネス書も漫画化されている。そしてツイッターのように短文が好まれ、長い文章は嫌われる。この傾向はますます進み、文字を読むという行為が著しく減るだろう。

 

画像や動画を見ることと文字を読むのとでは脳への負荷が違う。画像や動画は見ているだけで理解しようとする。だが文字は自ら目で追って文章を理解しないといけない。街中でスマホの画面を見ながら歩いている人のほとんどは動画を見ている。文字を読みながらでは歩きにくいのだ。それだけ文字を読むというのは脳に負荷がかかる。

 

文字離れの傾向が何を生み出すか。

文字を日常的に読む人と読まない人とではっきり差が出るのではないか。その差とは学力的な差かもしれないし、仕事の能力の差かもしれないし、ひいては経済的な格差かもしれない。

そして、動画や画像へと向かう人が多ければ多いほど文字を多く読む人の希少価値は高まる。

 

だから本を読む。新聞を読む。そしてツイッターのような短文ではなくブログを読む。

そしてブログで文章を書く。

日常の適度な運動が必要なように、文字を読むことは脳の持久力を維持するのに必要なのではないか。

 

人類の発展に文字が果たした役割は非常に大きいのに、多くの人はその文字から離れようとしている。

だが私は天邪鬼だ。文字を読むことにこだわり続けるつもりだ。