投資狂日記

自由を追求するブログ

自民党総裁選の行方

自民党総裁選候補者の政策が明らかになっている。

3候補の中で優勢となっている菅官房長官の政策に注目している。特に中小企業や地域金融機関の再編を打ち出していることは興味深い。

 

コロナ禍によって中小企業では事業継続が困難になる事態が増加し、事業継続のためM&Aが増加すると見込んでM&A仲介会社であるストライクの株式を買ったが、菅氏の政策が実施されれば追い風が吹くことになる。

 

だが同時に、中小企業に対する税制優遇の見直しに手を付けるとなればかなりの抵抗があるかもしれない。中小企業の事業主から反発されることは自民党にとって得策ではないからだ。

 

菅氏のその他の政策にしても、かなり改革に踏み込むような印象を受ける。菅氏を支持する勢力がそれをどう思うか。自民党の派閥といってもかつての力はない。派閥内でも表向きは従う姿勢でいるが実は違う候補を推している人もいるかもしれない。総裁選の投票は無記名なのだから、面従腹背で事前の予想通りになるとは限らない。水面下ではポストを巡る駆け引きで想定外のことが起きるかもしれない。

 

世間ではもう流れができてしまっていると考えられているようだが、何が起きるかわからないのが政治の世界でもある。

何か意外なことが起きるかもしれない。結末がわかっている政治ドラマでは視聴者は興ざめなのだ。半沢直樹ばりの逆転劇を観てみたい気もする。

現実はそうならないだろう。

でも、もしかしたら・・・。

これは予想というより期待だ。