投資狂日記

自由を追求するブログ

生き物としての企業

娘の誕生日が近付いてきていることもあって、娘はプレゼントが気になっている。欲しいのはブロックの「レゴ」らしい。カタログを熱心に見ている。

レゴのようなブロックのおもちゃは自分でいろいろ組み立てて遊べるのがいい。

 

レゴは様々な形をしたブロックを組み合わせることで形をつくる。人間をはじめとした生物は細胞が組み合わさってできている。そして企業は一部の例外を除き大抵は人間が集まることで成り立っている。細胞が集まって頭脳や手足となるように、企業も人が集まって頭脳や手足となり働く。

細胞が新陳代謝を繰り返すように、企業も人が入れ替わる。長く存続する企業もあるし、突然消滅することもある。活性化することもあるし、衰退していくこともある。

まさに企業も生き物なのだ。

投資対象として企業をみるなら、その健康状態は重要だ。企業の細胞である人が活き活きとしていれば、おそらくその企業も活き活きしている。だがそうでなければ、いずれどこかで病気が発生し、症状によっては深刻な状況に陥るかもしれない。

 

新型コロナウイルス感染が再び増加している。

ウイルスの感染は人間の健康に害を及ぼすが、同時に企業にも影響が及ぶ。感染の有無だけではなく、活動が制限されコミュニケーションがうまくいかないなどで企業の免疫力(収益力)が落ちれば、ちょっとした環境変化で存続が危うくなる。

 

投資家としてはウイルスが生き物としての企業にも影響を及ぼすことを警戒しないといけない。大企業であっても低い収益性・多額の固定費・多額の借金といった基礎疾患を持っているなら危険だ。

今後、大企業がバタバタ倒れる可能性もあるというのは考えすぎだろうか。