投資狂日記

自由を追求するブログ

過去に投資した銘柄はどうなっているか

保有していた株式を売却した後、その後の動向はどうなっているのかあまり気にしていなかった。売るには何らかの理由があったからで、売ってしまった後はその企業への興味が薄れてしまうことは否めない。だが再度候補銘柄となる可能性がないわけではないので、やはり動向はある程度ウォッチしておいたほうがいいのだろう。

 

これまで保有していたことのある主な銘柄といえば以下のとおり。

サンマルクホールディングス

セブン銀行

あみやき亭

クイック

JACリクルートメント

JT

 

これらの企業の株価はどうなっているか。

サンマルクホールディングスは長い間保有していて、株主優待を結構利用していた。株価は一時4,000円を超えていたが現在は1,630円近辺となっており、仮に現在も保有していたら含み損の状態だ。

セブン銀行は異業種からの銀行参入でありATM手数料を収入源とするビジネスモデルが面白いと思っていた。だが仮想通貨が登場し始めキャッシュレスが浸透すればATM利用も減り、ビジネスモデルが維持可能か疑問に思い手放した。株価も低迷した状態が続いている。

あみやき亭は決算発表が早いことで知られている。決算が早いということは社内のシステムなり仕組みがしっかりしていないと無理で、管理がしっかりしている企業というのは強いと考えていた。だが2018年あたりから業績が伸びなくなり、現在の株価もそれを反映して低迷している。

クイックとJACリクルートメントは人材サービス会社だが、アベノミクスによる景気回復を受けて業績が伸びることを想定していた。そのアベノミクスにも陰りが見え始め、人材サービス業界での競争も激しくなると想定し手放した。株価は2019年初めをピークとして下落している。

JTは配当と株主優待を目的に保有していた。タバコ事業は手堅い収益源のはずだったが、世界的に健康志向でタバコを敬遠する風潮が高まっていることから業績が頭打ちになると想定して売却した。高い配当利回りで人気だが、増配も止まり株価は低迷している。

 

他にもいろいろあるのだが、比較的長い間保有していたものだとこんな感じとなる。こう見てみると、売った判断はあながち誤っていなかったようだ。世の中が常に変化している以上、株式を長期間保有する前提でも常に状況を把握し今後の趨勢を推測し、保有の是非を考えておかなければいけない。私の手法ではほったらかしはできないのだ。かといってせっかちになって売り急いでもいけない。

長期間保有できる銘柄を探すのも難しいが、保有株を売るタイミングというのはもっと難しい。