投資狂日記

自由を追求するブログ

株式投資は楽しいが楽ではない

どうして株式投資に魅せられたのか。株式投資の何が面白いのか。

 

もちろん儲かる可能性がある(必ず儲かるわけではない)ことは魅力だ。でも儲かったということが快感であっても、それを求めているわけではない。儲かることもあれば大損することもあるわけで、そのスリルを味わいたいわけではないのだ。そういうスリルを味わいたいのなら競馬やパチンコをすればいい。でもなぜかそういうギャンブルには興味はない。

 

株式投資でもとくに個別株にこだわっているところに理由がある。魅力的な人に惹かれるように魅力ある企業というのがあって、それを見つける楽しさがあるのだ。

あまり世間には知られていなくてもニッチな市場で非常に大きな存在感があったり、ビジネスモデルが思わずうなってしまうほど理に適っていたりする。そういう企業を発見して株式を買い、その企業の成長を見守り、業績に見合って株価が上昇していく過程が面白い。

そういう企業を発見するには自分から調べるという行動を起こす必要があるし、ビジネスについていろいろ学ぶ必要もある。経済も知りたくなるし、そういう知的欲求が出てくるのは株式投資をすることのメリットでもある。

 

株式投資で得る利益は不労所得と思われていて、汗水たらして働く人からすれば楽して儲けていると思われがちだ。そして株式投資をギャンブルとしてみている人も多い。確かに株式投資をギャンブルのように扱うことはできる。

株式投資は将来の不確実性を相手にしているのだから、どうしてもギャンブルという側面はある。ギャンブルは勝ち負けで判断するが、株式投資で勝ち負けは必ずしも必要ではない。配当金が年々増えていくという楽しさや株主優待という楽しさもある。

 

株式投資にはいろいろな楽しみ方がある。

でもその楽しさを味わうのは決して楽ではない。

楽に楽しめるのなら、それはすぐに飽きてしまうだろう。

楽ではないからこそ楽しいのだ。