投資狂日記

自由を追求するブログ

麒麟はくるのか

NHKの大河ドラマ「麒麟がくる」を毎回楽しみにしている。だが新型コロナウイルスにより撮影ができないことから6月7日で休止することになってしまった。楽しみが一つ減ることになってしまいとでも残念だ。

 

昨日の第18回「越前へ」で心に残った台詞がある。

美濃から越前へ落ち延びたものの、光秀は失意で沈んでいた。そこで光秀の母が言葉をかける。

 

「沈んだ時にどう生きるか。負けた時にどう耐えるか。そのときにそのものの値打ちが決まる。」

 

この言葉は、投資をしている者にも一層響く言葉だ。

株式市場は戻り基調にあるものの、まだまだ落ち込んでおりなおかつ先は見通せない不安な状況にある。そんなときどう振舞うべきか。それによって投資の成果も変わってくる。

不安な状況は株式市場だけではない。あらゆることが不安に取りつかれている。そんななかで、誰がどういう振舞いをしているか、自分はどうしているか見つめるべきだろう。

日本の政治家の振舞いについてもじっくり観察しておきたい。

今、新型コロナウイルスの対策に直面する安倍内閣の評判はあまり芳しくない。10万円給付の手続きは遅れ、アベノマスクも届かない。さらに新型コロナで多くの人々の生活が困窮しているというのに検察庁法改正法案を審議するという危機感のなさにあきれる。

 

ところで「麒麟」というのは想像上の動物で、中国の「礼記」によれば王が仁のある政治を行うときに現れるという。

さて、「麒麟」はやってくるのだろうか。