今年は大企業で中高年のリストラが相次いだ。
中高年社員はお荷物扱いされているわけだが、日経新聞電子版で
『「中高年社員はお荷物」に疑義』
という記事が掲載されていた。
この記事では経済統計などのデータを駆使し、「中高年お荷物説」を否定しにかかっている。中高年に対する風当たりが強い世の中に反論したい気分はわからないではないが、かといって賛同する気にもなれない。
こうした見方の一方で、著名ブロガーのちきりんさんの記事が目に留まった。
リストラが相次いでいるのは年功序列など日本独特の理由ではなく、「仕事が変化」しているから、という指摘だ。
時代によって求められる資質やスキルは変化してきており、これからはオフィスワーカーが不要になってくる。そして今後こうした動きはさらにはっきりしてきて、より大きな変化がやってくるという。
こうしたいま起こりつつある時代の変化には敏感でありたいと思う。
仕事が変化するのなら、自ずと企業のありかたも変化するに違いない。
次の時代はどのようなものになるか、投資をするうえでも非常に大事なことだ。