投資狂日記

自由を追求するブログ

投資にも読解力は必須

2020年度の税制改正大綱が発表され、現行のNISAを刷新し「新NISA」に移行することが明記された。

 

私はNISA口座を開設しているものの使ったことはない。投資枠が小さく、損益通算ができないなど使い勝手が悪いと判断しているためだ。

そのNISAも「新NISA」に移行するに伴い複雑化するようだ。シンプルなことをわざわざ複雑にするのは役人の得意技だが、今回のこともまさに当てはまる。

 

貯蓄から投資への流れを作りたいにもかかわらず、制度を複雑にして心理的な抵抗感をもたせ利用のハードルを上げるという意味不明なことをしている。

大学の入試改革で読解力向上を図ろうとしていたが、この新NISAを理解するにも読解力が必要とされるらしい。

 

とはいえ、読解力は投資において必要だろう。

金融商品のパンフレットに書いてある説明文が理解できなければ、販売する金融機関のカモにされる危険が高くなる。手数料が喉から手が出るほど欲しい金融機関にとって、読解力のない人たちは大歓迎だ。新NISAも金融機関が手数料を当てにする絶好の場所となるのかもしれない。