投資狂日記

自由を追求するブログ

意味不明な共通試験

大学入試改革の目玉とされていた記述式問題が見送られることとなった。

このグダグダ感は学生にとって迷惑この上ないだろう。

 

そもそもこの大規模な共通試験というのは必要なのか。

入学試験というのは学校が欲しい人材を選抜するために行うものだ。学校によって特色があって、それに適する方法で試験を行えばいいだけの話ではないのか。これは中学でも高校でも変わらない。なぜ大学入試だけこんなことになっているのか。

 

読解力が落ちている?

だったら授業で読解力がつくような教育をすればいいではないか。それが義務教育ではないのか。

そもそも読解力を試すテストをすれば読解力がつくようになるのか?テストを変えれば効果が出るというのはあまりに安直な考えではないのか。そしてその読解力とやらを1回の試験で判断するのか。

 

今は多様性が求められる時代だ。

それぞれの大学が競うべきはどういう教育をするのかにある。そしてどういう入学試験をするかはその大学の意思でもある。本来それすらしない大学に存在する意味などない。

 

大学生の就職で新卒一括採用とかもそうだけど、どうしてこう「共通」とか「一括」とかが多いんだろう。

こんなこといつまでもやってるから枠からはみ出した人が生きづらくなるのだ。