株式投資というのは先の見えない道を延々と歩いているようでもある。
時には泥沼の悪路にはまり、時には気分爽快なバラ色の道を歩くこともある。
そして平坦な道が続き、みんなが安心して楽しくおしゃべりでもしながら歩いていると、突如落とし穴が現れる。多くの人はそれに気付かずその落とし穴にはまっていく。平穏な状態が長かったときほどその落とし穴は大きく深い。穴に落ちたら二度と這い上がれない人も出てくる。
この落とし穴を回避することはほとんど不可能だ。
だから穴に落ちたとしてもすぐに這い上がれるようにしておかなければならない。
投資で生き残るのかどうかは落とし穴に落ちてもダメージを最小限に抑え、再び這い上がり穴から抜け出せるかにかかっている。
これは企業も同じだ。ダメージを受けたとしても、再び回復する力が強い企業が生き残る。
これからも落とし穴は突然現れる。
米国株は最高値を更新し、日経平均ボラティリティー・インデックスは低下した状態が続いている。
順調そうな道だが、落とし穴が潜んでいるかもしれない。
しかも大きい穴が。