投資狂日記

自由を追求するブログ

反省すれど、萎縮せず

ソフトバンクグループの2019年7月~9月期の連結決算が7,000億円の赤字となることが大きく報じられた。

 

シェアオフィスのウィーワークを運営するウィーカンパニーに関する投資損失が大きかったという。これまで順調に業績を上げてきただけに、この巨額損失は痛いだろう。それでも孫社長は公で率直に失敗を認めたことはさすがだと思う。

 

そもそもファンド事業というのは莫大な利益が得られる可能性がある反面、莫大な損失もありうる事業だ。むしろ失敗案件のほうが多いのが当たり前で、その失敗による損失を大成功による莫大な利益で賄うものだ。孫社長もそんなことは当然わかっている。今回も大きな損失を出したが致命傷とはいえないし、今後盛り返してくるのではなかろうか。

 

孫社長は決算会見で「反省はしているが、萎縮はしていない」と述べたという。

この姿勢は投資家として見習いたい。

投資で大きな損失を出すと、たいていは投資そのものを止めてしまう。なぜ損失を出したのか反省し、新たに対策を考えたうえで投資を継続すべきなのだ。

 

投資に損失はつきもので避けることはできない。

だからこそ「反省すれど、萎縮せず」という姿勢は持ち続けなければならないと改めて思う。