今日は芝浦電子株を追加で200株取得した。株価はずっと下落傾向で、含み損が大きくなってきていたところでナンピン買いしたわけだ。
株価指標をみると、PERは10倍台でPBRは0.8倍となっている。とくにPBR0.8倍というのはかなり割安だと感じさせる。
芝浦電子は温度を感知する半導体「サーミスタ」の専業メーカーだが、このサーミスタの用途は多岐にわたる。景気後退懸念から業績悪化が見込まれているが、いずれこのサーミスタの需要は増加に転ずるとみている。さらに芝浦電子は設備投資を積極的に行っていて、将来の需要増に対応する体制をつくっている。タイミング的に景気後退局面にぶつかってしまったが、景気が上向いてくることで業績向上が期待できる。
さらに業績悪化を見込んでいるにもかかわらず、配当予想は維持した。これは経営陣が業績の落ち込みは一時的であると考えているようにも思える。
今日は台風が過ぎた後、猛暑となった。気候変動が気になる中、「温度」は注目ポイントだと思っている。温暖化が進めば空調機器への需要は増えるし、自動車がエンジンから電動へシフトしても動作制御に温度センサーは必要であり続ける。
この地味な銘柄にいつかスポットライトが当たることをどうしても期待してしまう。