投資狂日記

自由を追求するブログ

連休最後の日の考えごと

今日で大型連休が終わる。これほど長い連休でなくとも以前は嬉しいものだったが、最近では不思議とそうでもない。

 

今回の連休に限らずお盆や年末年始もそうだが、いつも決まったパターンだ。みんな観光地に殺到し、どこでも行列をつくり、多くの時間と体力が「待っていること」に費やされる。こんなバカバカしい時間の使い方があるだろうか。そんなことがあちこちで平然と普通に行われている。そして待っている時間はみんなスマホの画面をのぞき込んでいる。一度顔を上げて周りを見てみるといい。その光景を薄気味悪く感じるのは私だけなのだろうか。

 

時間は最も大切な資産なのだ。若い時は気付かなかったが、今では明らかに時間の重要度が増したと感じている。だから時間の使い方には神経質になる。行列に並ぶにしても、行列に並んで待つほど価値のあるものなのか自分に問いかける。ほとんどは別の選択肢で十分満足できるレベルなのだ。

だがそうはいっても、付き合いで行列に並ばなくてはならない場面に遭遇する。こういう連休では特にそうだ。行列は嫌いだけど、それに耐える忍耐力は備わっている。時間が無駄に削られていく痛みを意識しながら耐えるのだ。

 

休日なのにこんな忍耐を強いられ疲労感がつきまとう。

休むのは何のためなのだ?

そもそも自分にとって「休む」って何なのか。

 

会社勤めを辞めてから「休む」という概念があやふやになっている。時間に融通が利くようになり「休日」の必要性が薄れたからだろうか。

 

「休日」が必要なのは「自由」がないからだ。自由だったらそもそも休日なんて必要ない。そう考えれば「休日」の必要性が薄れていることは「自由」に近づいていることでもあるのだろう。