今回はミズホメディー(4595)をチェック。
感染症検査薬など体外診断薬の開発・製造・販売を手掛ける。インフルエンザウイルスやアデノウイルスなどの感染症検査薬が主力。インフルエンザ検査薬が売上の半数を占めることからインフルエンザ流行時期に売上が集中するので四半期の業績推移には注意。遺伝子分野へ重点的に開発投資しており、将来性に期待できる。本社が佐賀県鳥栖市にあり、設立が1977年で2015年12月に株式上場ということで地味な印象を受けるが、目立たないことがかえって魅力的にも映る。
業績はいい。売上・利益ともにきれいに右肩上がりとなっている。しかも利益率が高いのがいい。ROEは30%を超えており、しかも年々向上している。自己資本比率は約56%だが、これも年々上昇している。営業キャッシュフローも増加傾向にあり財務的には問題ない。投資キャッシュフローのマイナスが大きくなっているが、これが今後の成長につながれば成長が加速するかもしれない。
今期の業績予想では過去最高益を更新する見込みとなっている。株価水準はPERが約25倍となっており、業績内容からすれば割高感はない。
銘柄スクリーニングしていて見つけたが、私としては好みの企業だ。
【独断と偏見による現時点での評価(5段階)】
成長性 ☆☆☆☆
割安性 ☆☆☆
財務健全性 ☆☆☆
投資魅力度 ☆☆☆☆
※あくまで個人的な見解であり、投資を推奨するものではありません。この記事により損失が生じたとしても責任は負いません。投資は自己責任でお願いいたします。