投資狂日記

自由を追求するブログ

子供に将来就いて欲しい職業

ソニー生命保険が「子どもの教育資金に関する調査2019」を発表した。その中で、子供に将来就職してほしい職業は断トツで「公務員」だという。理由は「安定しているから」。

 

この結果を見て、相変わらず安定志向が根強いと感じる。確かに公務員は安定している職業の筆頭だろう。だが、これまでそうだったからといって将来もそうであるとは限らない。私はむしろ最も危険なのが公務員ではないかと思っている。今後はAIなどで公務員の仕事も電子化が一気に進む。必要とされる公務員の数は確実に減る。それでも残る公務員は安定しているかもしれないが収入は頭打ちになる。国や地方の財政は厳しく、公務員の給与を増加させることは難しい。

 

親としては子供が生活に困らないように安定した職業に就いてもらいたいという気持ちはわかる。だがここでふと思った。親の思いとはうらはらに、子供のほうは案外冷静に世の中を見ているかもしれない。親ががみがみ「公務員になりなさい」といっても、子供のほうは聞く耳持たず会社を立ち上げたりするものだ。

そう、「公務員という職業に就かせたい」と親が思ったところで子供が実際にそうなるとは限らないのだ。私は子供に就いてほしい職業は特に考えていないが、考えたところで子供が実際そうなるかわからない。

結局は心配でハラハラドキドキすることになるのだろう。