今日、日進工具の第3四半期決算が発表された。
売上は前年比10.1%増、純利益は5%増という結果。売上は伸びたものの人件費などが増加し利益はあまり伸びず。また、米中貿易摩擦により電子部品に影響が出始めているようだ。通期予想も利益は控えめとなっていて、増配は期待できない。
売上総利益率が若干悪化しているが、今後原材料費の値上げによって粗利が低下しないかが懸念される。増加している経費は本社移転費用といった一時的なものも含まれているのでそれほど気にするほどでもないだろう。
株価は年末の下落から戻りつつあるものの、上昇の勢いはあまり感じられない。この決算でもインパクトがあまりなかったので株価にはあまり影響はないかなと思っている。