投資狂日記

自由を追求するブログ

必勝法を探すより得意技を磨く

投資に必勝法はない。投資関連の書籍や情報商材などで必勝法を謳うものがあるが、残念ながらそれは必勝法ではない。たまたま上手くいくこともあるが、そうならないことも当然ある。むしろ、必勝法を謳うものは疑ったほうがいいと思っている。

 

投資に必勝法が存在しないのならどうするのがいいのか。

柔道や相撲、将棋や囲碁などで強い人は大抵得意技や得意な戦法を持っている。自分の得意技が出せるような状況に持っていき、得意技で仕留める。得意技が強力であればあるほど相手側も相手の得意技を警戒し事前に対策を立てたりするほどになる。

 

投資でうまくいかないことが続くと、どうしても「必勝法」に飛びつきたくなる。でも身に着けるべきは得意技であり、すでに得意技をもっているのならそれをもっと磨くべきだと思う。得意技がないのなら、自分なりの得意技を身に着けるしかない。

 

投資における得意技とはどんなものだろう。それこそ人によって様々だから一概には言えないが、自分がそれをしていてなんとなく落ち着かないのであれば何かが自分に合わないのだ。

私は株式取引ではデイトレードのような値動きを追って利益を得るようなことはどうもうまくいかない。だが、決算書を読んだりしてファンダメンタルを分析して長期的な視野で投資することは得意だと思っている。実際そうして利益を得てきた。だからこれからもこの方法を続け進化させようと思っている。

 

ただ得意技を持っていても、それが発揮できない状況も出てくる。それに対応するべくオプション取引に目をつけたのだが、このオプション取引についてはまだ私自身の得意技が見つかっていない。

その得意技を編み出すのは時間がかかるかもしれないし、うまくいかないことも多い。だけどあきらめずに試行錯誤するうちに見えてくるし、身に着くものだと思う。