投資狂日記

自由を追求するブログ

オプション取引への好奇心

取りやめていた日経225オプション取引をまた再開することにした。思うように収益が挙がらないことが取りやめた理由だったが、その後もオプション取引についていろいろ考えを巡らせていた。「この局面ではこうするといいのではないか」といくつもシミュレーションしていた。それだけオプション取引というものが私にとって興味深いといえる。

 

オプション取引はリスクとリターンのバランスを常に考えなければならない。オプションの売りは、儲かる確率は高いがその額は受け取るオプション料に限定されている一方で確率が低い事象が起きたとき大きな損失を被る可能性がある。その受け取るオプション料が大きな損失を被るリスクに見合うものなのか見極める必要がある。

逆にオプションの買いは、儲かる確率は低いが当たったときの儲けが大きい。儲かる確率を上げるにはその分コストを払わなければならない。そうすると確率は上がっても儲けが少なくなってしまう。

さらにオプションの売りと買いを組み合わせることで損益の出方をマイルドにすることもできるし、オプションは期限があるので時間的な要素も考えなければならない。

 

一見複雑そうなのだが、ルールや特性に慣れていくにつれて世界がひらけてくるような感覚がある。子供の頃、父から将棋を教えてもらったが、駒の動かし方を覚えただけでは当然ながら勝てない。それで駒の強さや特徴を組み合わせていろいろな戦法を覚えていってようやく勝負ができるようになる。オプション取引もルールを覚えるだけでは儲けることはできず、その扱いを習熟していくことで勝負できるようになるだろう。

 

それにしても興味のあるものを探求するのは楽しいものだ。かつて夢中で将棋を覚えたように、オプション取引に惹きつけられてしまったようだ。