今日も株式市場は大幅下落。日経平均株価は辛うじて20,000円の大台を維持したが、いよいよ恐怖心が市場を覆い始めたようだ。
急落が連日続いていることで、追証がかかっている人の投げ売りも出ているようだ。まさに売りが売りを呼んでいて、底が見えない恐怖心がさらに追い打ちをかける。ポートフォリオの含み益もあっという間になくなっていく。
こんな時はファンダメンタルがあたかも無視されているように思える。景気減速で業績が低迷することを勘案しても、市場のほとんどの株価が下落するというのはあまりにも感情的だ。しっかりファンダメンタルを考慮して冷静になるべきだと思う。
というわけで、下落の状況をみていくつか買い注文を出した。落ちるナイフを掴みに行ったわけだ。
だが午後は思ったほど下がってこなくて指値にヒットしたのはエーアイテイーの100株のみ。掴み損ねた格好となったが、まだまだ機会はやってくる。狙うのは配当利回りが高くなった銘柄だ。
それにしてもこの下落相場は大きなショックで一気に下がるのではなく、比較的大きな下落が連日起こっている。気づくと日経平均株価が20,000円割れ寸前まで来てしまった。これは日経VIがじりじり上昇していることにもあらわれている。通常だと一気にボラティリティが上昇するのだが、そうなっていない。それだけ不安要素が根深いといえるかもしれない。
こういうボラティリティの動きをみて、やめていたオプション取引も再開してみた。あくまでちょっとだけだけど。