投資狂日記

自由を追求するブログ

納得という得

昨日、浦和レッズの試合を観に行く予定だったが台風が接近していることもあり断念した。せっかく買ったチケットが無駄になったわけで金銭的には損したことになる。

 

中止になる可能性もあって、中止となればチケット代の払い戻しとなるからそれを期待していたけど試合は予定通り実施となった。

 

自宅で試合のテレビ中継を観ていて、「行かない」という損を選択した判断がよかったのかどうか考えていた。

試合中には激しい雨となる時もあり、現地で観戦するにはそれ相応の準備があらかじめ必要で荷物も多くなる。以前に雨の中観戦したことがあり、その時はあまり楽しめなかったというのもある。また、試合後に車で帰るにしても強風と大雨という可能性があり不測の事態が起きることもありえた。

雨に濡れながら観戦するより、結果的に自宅でお菓子でも食べながら観戦するほうがいい。今回についてはそう判断した。

 

台風が過ぎた朝には特に被害もなく無事だったことで、これで良かったのだと思った。

 

損と得というのを日常的に考えるけど、何をもって損なのか、得なのか、人によって捉え方は違うだろう。

目先の得に飛びつくことが本当に得なのか、実はそう単純ではない。例えばバーゲンセールで行列に並んでまで安くなった品物を手に入れるようなことは本当に得をしているといえるのか。

 

今日、駅前で小学生が赤い羽根共同募金を呼び掛けていた。「寄付」というのは金銭を差し出しても何の見返りもない、表面上は損なことだ。それでもその損を進んでしようとするのは、何か人の役に立ちたいという思いであって、納得した上での損だ。

 

では投資はどうだろう。投資はリターンを期待して資金を投じるが、リターンがどうなるかはわからないので損したり得したりすることになる。でもその損や得はやはり納得した上でのものでありたいと思う。

そうであれば、たとえ損をしたとしても長い目でみれば得だったということになるかもしれない。