投資狂日記

自由を追求するブログ

我慢と辛抱と忍耐

先週信用買いした日本オラクル株が急騰したのでサクッと利益確定した。

投資をしているとこういうラッキーなこともあるが、大体は忍耐を強いられる。特に長期的な観点から投資をしていると成果が出るまでが長いので「待つ」という忍耐力が試される。

だが、「我慢」という感覚ではない。

この忍耐と我慢という言葉は似ているが、何が違うのだろう。さらに辛抱という言葉もある。

 

「忍耐」というのは、文字通り辛いこと苦しいことを耐え忍ぶことで「辛抱」もほぼ同じらしい。「我慢」も同様に耐え忍ぶという意味があるが、もともとは我意を張る意味があり、我に執着し我をよりどころとする心から、自分を偉いと思っておごり他を侮ることをいうらしい。

 

大きな意味の違いはないが、それでも言葉から受ける感覚がなんとなく違う。

 

「我慢」という言葉には、辛いことや苦しいことに耐えてもその先がないように思える。ただ苦しい状況が過ぎ去ることをひたすら待ち続けるような感じだろうか。「辛抱」も似たような感じがする。

一方、「忍耐」には、辛さや苦しみの先に何かがあることを感じさせる。希望というほど輝かしいものではないけれど、何か大きなものが得られる可能性を感じるのだ。

 

投資は将来に利益を得ることだとすれば、利益が見込まれるからこそ苦しい時期を耐えることができる。先があると思えば「待つこと」に前向きになれる。

そういえば、会社を辞めようと思ったのは、もう我慢するのはやめようと思ったからだ。苦しさや辛さの先にあるものが見つからなかった。

 

できることなら我慢より忍耐のほうがいい。

辛さや苦しさの先に何もない我慢なんてする必要はない。今は本当にそう思う。