トルコショックによりトルコリラが急落して以降、通貨下落のニュースを多く目にするようになった。
アルゼンチン通貨ペソは暴落しアルゼンチン中銀が政策金利を60%に引き上げたり、インドネシアのルピアも下落し通貨防衛のため為替介入している。
米中の貿易戦争やアメリカとトルコの対立など、アメリカが混乱を招き世界経済を揺るがしているように思える。アメリカ自体は経済が好調だから大きな混乱にまで発展しないかもしれないが、一方で不安もよぎる。
リーマンショックのときも、それより前にベアー・スターンズの破綻ということがあったし、この通貨下落がなにか大きな混乱の前の前兆といえなくもない。
米国株価は上昇基調で最高値を更新しているけど、こんなときにこそ大きな落とし穴があると思うのは考えすぎだろうか。