今日の日経平均は上昇したが、楽観的にはなれない。円安が進んだこととアジアの株式市場が堅調なことが上昇につながったが、よく見てみると一部の銘柄の上昇が相場全体を押し上げたようだ。
持株ではコムチュアが大幅に上昇。これまでの下落傾向を止めるきっかけになればいいのだが。他にはエーアイテイーや芝浦電子も堅調だった。エーアイテイーは円安の影響が大きかったかもしれない。
昨日買ったコールオプションも願望通り利益が出たので売却した。そして新たに23,250円と23,125円のコールオプションを売り建てるとともに、21,750円のプットオプションを買った。再び日経平均が下落することに備えたことになる。
通常、日経平均が上昇すると日経平均VIは低下する傾向があるのだが、今日はほぼ横ばいで推移していた。そして引けにかけて日経平均VIがやや上昇している。ここに投資家の心理を読んでみれば、まだまだ警戒心が残っているということだろう。
為替の動きも気になるし、なにより今週は先物・オプションのSQ日が控えている。これが相場の動きを大きくさせることになるかもしれない。