投資狂日記

自由を追求するブログ

保有株の売却と新規取得

今日は保有株を売却し、新たな銘柄を取得した。

 

売却したのはクイック。保有していた1,500株すべてを売却した。

売却した理由は、正直言って勘だ。なんとなくもう売り時なのではないかと感じたのだ。この勘はどこから来るのか無理やり考えてみた。

 

クイックは人材サービスの企業だ。世の中では人手不足が深刻化しており、大卒の就職市場も売り手市場となっている。この状況の中で業績を伸ばしており、この状況はしばらく続くと思われる。ならばこの時期にあえて持ち株を売る必要はないはずだ。だがなんとなくすっきりしない。

いくら人手不足といっても企業が負担できる人件費には限度がある。人材関連企業間の競争も今後いっそう激しくなるかもしれない。とすれば業績が鈍化することにもつながる。過ぎたるは及ばざるが如しで、あまり欲張ってはいけない。もう潮時なのではないか。

 

こんなことが直感になって出てきたのかもしれない。

最近の株価が下落基調にあって、単純にそのことが影響しているだけかもしれないのだが。

 

でも人材サービスは景気が一気に冷え込むようなことが起きればあっと言う間に業績が悪化する。リーマンショックのとき、JACリクルートメントは瀕死の状態になった。 今は好調だが、再び同じようなことが起きないとは限らない。今日はクイック株を売ったが、JACリクルートメント株も売却することを考えている。

 

一方、新たに取得したのはユアサ商事で、300株を購入した。

ユアサ商事は老舗の商社で、工作機械や産業機器、空調や建材を取り扱っている。半導体需要が旺盛なことから産業機器の収益が拡大し、リフォーム需要の増大で住宅建材も伸びている。

キャッシュフローも悪くないし、増配も期待できる。商社は全般的にPERが低いがユアサ商事も予想PERは9.3倍。予想配当利回りは3%を超える。

商社だったら三菱商事伊藤忠商事など総合商社も選択肢の一つなのだが、こういう地味な企業が好みなのだ。

 

今日の判断がよかったのかどうかはわからない。でも「勘」というのは侮れないものだと思っている。もともと私は論理的な人間ではないのだ。