ウェザーニューズが17年5月期の決算発表をうけて暴落した。
今年に入って保有数を既に減らし、もともとの投資元本は回収済なので暴落したとしてもあまり痛くはない状況なのだが、業績内容は吟味しなければならない。
暴落した原因の大きな理由は来期の業績予想でさらに減益となっていたからだろう。だが、ここで単純に立ち止まらずにもう少し踏み込んで考えてみる。
海運業界が不況で航海気象サービスがその影響を受けていることもあり売上が伸びていない。しかし、そんな中でも積極的に投資しており、それが利益を圧迫している。将来に種を蒔いているともいえるし、営業キャッシュフローもそれほど落ちていない。財務は相変わらず強固だし、何より来期の配当予想も据え置いている。
配当予想が据え置きというのは結構大きい。保有するウェザーニューズ株の取得価額に対する配当利回りは約6%あるので、これに代わる投資対象はなかなかない。
これはあくまで私の勝手な考えだ。
くれぐれも鵜呑みにしないでほしい。