内容は良くも悪くもないといったところ。
全体的に来季にむけて業績予想が弱気になってきていると感じる。
そうなると株価は今後も冴えない展開となるだろう。
こう株価のボラティリティが大きくなるとそれを狙って儲けようとする投資家が増える。日経レバの売買が膨らんでいることがそれを示している。
株価の動きを予想するより企業の業績を追いかけるほうが労力が案外少ないと思うのだ。企業分析といっても財務諸表を徹底的に分析する必要はない。決算書は所詮過去の情報であって、あらかじめ見るべきポイントを決めておけばそれをチェックするだけだ。
重要なのは企業が継続して今後も利益を積み上げることができるのか、そしてそれを株主に還元することができるのかということだ。
それで自己資本比率が高く、なおかつROEが高い企業を選ぶのだ。ROEが高い企業は沢山あるが、中には財務レバレッジが高いためにROEが高くなっていることがある。その場合自己資本比率は低くなり、財務的な安全性は低くなる。逆に自己資本比率が高いにもかかわらずROEが高いということは利益率が高いということだ。こういう企業はキャッシュフローも優良であることが多い。そのため配当も安定し、増配となることも多い。
私の保有銘柄もそうなると見込んでいるから保有している。
経済的自由を目指すうえでは、こうしてインカムゲインを安定的に得るとともに徐々に増やしていくことが、時間がかかるようで近道なのだろうと思っている。