投資狂日記

自由を追求するブログ

欠陥マンションで考えたこと

三井不動産レジデンシャルが販売した分譲マンションが傾斜した問題が大きく報道されている。
投資家としては三井不動産三井住友建設旭化成の株価も気になるが、住宅としてのマンションが本当に資産といえるのか、今回のことで考えてしまった。

このような欠陥が見つかったことで、今後このマンションをどうするのかという難しい問題に直面する。建て直す、補修工事をする、引越すといった選択肢があるが、住民にとって希望することは当然異なるのだから住民の利害が対立し、話がまとまらないというのが容易に想像できる。

また欠陥がないとしても、いずれ建物は老朽化し建て替えなどをめぐって同じ様な問題は起こる。

こういう懸念が起こりうることは想定できることであり、マンションは買うものではないと思った。
私が現在住んでいるのは賃貸マンションで、この先住宅を購入することはないと思うが、もし買うとしたら一戸建てにするだろう。

マンションは共同住宅であって、居住空間を利用するものであり、居住空間を「買う」ものではないと思うのだ。
また、マンションの居住空間にそのままでは資産性を感じないのだ。資産性を感じるとしたら他人に貸すときだ。
でも他人に貸したら自分がそこに住めなくなる。

住宅についての考え方は人それぞれだろうけど、今回のことでまたいろいろ考えてしまった。