ここのところ株価が上昇し続けています。ですがこの上昇は本当に企業の実力を反映したものといえるでしょうか。
円安が急激に進んだ影響が大きいと思われます。日経平均株価をドルベースでみてみるとほとんど上昇していません。
円というモノサシでみるのとドルというモノサシでみるのとでは景色が異なるわけです。日本株取引の多くは外国人ですからドルベースで考えてみることはそれなりに意味があるはずです。
株価が上昇しているという現象をそのまま捉えるのではなく、常に株式の価値に変化が生じているのかを考えるべきです。
今の状況はどうでしょうか。
ウォーレン・バフェットの「価格は払うもの、価値は受け取るもの」という言葉は、株式投資の本質をついた名言です。
常に本質的な価値はどうなのか、そしてそれを受け取るために払う価格は妥当なのかを考え続けることが投資では重要だと思っています。