投資狂日記

自由を追求するブログ

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【読書記録】市場サイクルを極める

このブログでも読んでおきたい投資本として「投資で一番大切な20の教え」を取り上げたが、その著者であるハワード・マークスが新しい本を出した。 この本も内容はすばらしい。投資をするならこの「市場サイクルを極める」も読んでおいたほうがいいと思う。 …

株価というのも錯覚なのかもしれない

TBSの「林先生が驚く初耳学」で紹介された本が話題になっている。 『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』 ふろむだ著 「なんであんな奴が評価されるんだ」と誰もが感じたことがあることを解説した本だ。行動経済学でいうハロー効…

【読書記録】未来の年表 人口減少日本でこれから起きること

未来のことなんて誰も分からない。確かにそうだが、一方で推測できることは少なからず存在する。日本の人口が減少するというのは確実に到来する未来だ。 その確実に人口が減少する将来の日本でどのようなことが起こるのかは、漠然と想像することはできるが、…

トランプ政権の影の実力者?

米朝首脳会談の開催を巡って 熾烈な駆け引きが行われている。その報道内容や識者の分析を見ているだけでも外交の凄まじさを感じることができて、何の利害もなければ面白おかしく見ることができただろう。でも日本にとっては今後に大きな影響が出るかもしれず…

雇われ仕事に未来はあるか

私は会社を辞めたが、その判断を後押ししてくれた本がある。 「THE END OF JOBS 僕たちの20年戦略」テイラー・ピアソン著 この本で著者は「従来型の雇われ仕事」は消えていくと述べている。ここで「従来型の雇われ仕事」というのは「ほかの誰かがつくったシ…

シンギュラリティという言葉が気になる

「シンギュラリティ」という耳慣れない言葉を目にした。 この言葉を世界的に広めたのはカーツワイルというAIの世界的権威で未来学者だ。シンギュラリティはもともとは「特異点」を意味する言葉で数学や物理学の世界でよく使われる言葉らしい。それがAIの発展…

ブラック・スワンと七面鳥

今、ナシーム・ニコラス・タレブの「反脆弱性」を読み直している。昨年の年末から年明けにかけて一度読んだのだが、2月の株式市場暴落があったこともあり、もう一度じっくり読んでみようと思ったのだ。 タレブの文章の言い回しは独特で翻訳の影響もあるのか…

【読書記録】『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか』山口周著

この本はなかなか面白かった。 日本企業で不正や不祥事が発生してニュースになることが多くなっている。なぜそのようなことが頻発するのか、その原因の一端を明らかにしている。 料理レシピサイトを運営するクックパッドで創業者と社長が対立した騒動につい…

【読書記録】「努力不要論」中野信子著

「努力は報われるか」という問いにはいろんな答えがあるだろう。 私も何かの目的のため努力したという経験はある。だがその努力が報われたかというと、報われたものもあるしそうではないものもあった。努力していたつもりだったけど実は全然努力しているとは…

覚悟としたたかさ

新聞の広告で目にして気になった本があったので、電子書籍版を購入した。 『カイジ「したたかにつかみとる」覚悟のはなし』 木暮太一 著 なぜ気になったのかといえば、広告に載っていたこの本の冒頭にあるこの文章を読んだからだ。 「成果を出せる人と、出せ…

橘玲氏の新著を読む

私が好きな作家の橘玲氏が新著を出した。タイトルは『「読まなくてもいい本」の読書案内』で電子書籍版を購入した。最近読みたい本がないと感じていたので、内容が「読書案内」というのに惹かれたこともある。それに「読まなくてもいい本」という発想がいい…

何度も読み返したい投資本

読書の秋だが最近は本当に本を読むことが少なくなってしまった。本屋へ行っていろいろ物色するけど読みたいと思う本があまりないのだ。投資に関する本については特にそうだ。 だから過去に読んだ本をもう一度読んでみようと本棚を見渡した。いい本というのは…

シルバーウィークに読んだ本

シルバーウィークは実家へ遊びに行ったりしてなかなか充実した時間を過ごせた。そして、久しぶりに本を読んだ。以前はかなり本を読んだものだが、最近は本屋へ行っても読みたいと惹き付けられる本に出逢わない。そんな中、今回読んだのは、「嫌われる勇気」…

世界中の低金利が暗示すること

世界中で金融緩和が進み、金利が異常に低い状態となっている。局地的ならともかく、世界中でなぜこのような状況になっているのか、このことが何かを暗示しているのか漠然と考えている中で、ある本に目が留まり、今読んでいる。 それは、「資本主義の終焉と歴…

「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015」を買いました

橘玲氏はとても好きな作家で、その著書の多くを読んできました。先日、かつてベストセラーとなった「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」の改訂版が発売されたので、買ってみました。 内容は、これまで様々な著書の中で述べられてきたことの総復習みたいな…

自分の投資スタイルを改めて確認できた一冊

最近は投資関連本をあまり読まなくなったが、久々に読んだ本が自分の考えを代弁してくれているようでとてもうれしくなった。 その本は「市場ではなく企業を買う株式投資」(川北英隆 編著)だ。 ETFが普及したこともありインデックス投資がだいぶ浸透してき…