投資狂日記

自由を追求するブログ

2015-01-01から1年間の記事一覧

投資家にとってのブラック企業

東芝の不適切会計問題により経営トップの辞任が決まった。これまでマスコミでは「不適切会計」という言葉が使われ、なぜか「粉飾決算」とは言われていない。何か政治的な思惑があるのかもしれないが、経営陣の記者会見を見ても経営者というより官僚的なもの…

今年これまでの投資成績

株主総会シーズンも終わり、配当の受け取りも一段落したので、今年これまでの投資成績をまとめてみた。 まず、株式の譲渡損益は税引き後で+395,410円。現物のJT株売却の他は信用取引によるものだ。昨年と比べるとだいぶ少ない。 一方、配当は税引き後で309,…

時には鈍感になることも必要

今週の株式市場の動きに翻弄された投資家も多いだろう。以前、「鈍感力」というのが流行ったが、こういう時こそ敢えて鈍感でいることがいいのではないだろうか。株価が刻一刻と動くのはいろいろ説明できるのであろうが、株価が短い時間で動くのは人間の感情…

投機のチャンス到来

今日は日経平均株価が大きく下がった中、チャンスとみて投機しました。 これまでなかなか機会がなく、ようやくめぐってきたかという感じ。 いろいろな候補の中から東レ2,000株を信用買い。 私の場合、短期といっても2~3カ月は持ち続けることを想定してい…

通貨ユーロの終わりの始まりとなるのだろうか

いよいよギリシャの国民投票が行われ、EUの求める財政緊縮策を受け入れるか否かが決まる。受け入れが多数であればユーロ圏離脱はひとまず回避される可能性が高い。一方、受け入れ反対多数ならばユーロ圏離脱につながり、通貨ユーロの信用に大きなキズがつく…

ABCマート「最高益」と違法残業

ABCマートの3月〜5月期営業利益が過去最高と発表されたが、従業員に違法な残業をさせていた疑いで書類送検という報道に驚いた。業績が好調なだけに、もしこの報道が事実だとしたら今後の業績にも影響が出てくる可能性がある。また、ブラック企業への警告とい…

老後の楽しみのために今の楽しみを我慢するのはおかしい

以前にマイカーの購入を検討しているという記事を書いたが、その後、実際にクルマを購入し、家族で出かけることが多くなった。 独身時代もクルマに乗っていた時期が数年あったが、はっきりいって楽しいとは思わなかった。だが、家族ができてみんなでクルマで…

ギリシャ支援問題より実は危ういと思うこと

危ないといわれ続けてきたギリシャ支援問題がいよいよ瀬戸際まで来つつある。これまで懸念していたので成り行きが気になることは確かなのだが、最近はそれより危ないのではないかと思っているのが中国株の異常にみえる過熱ぶりだ。 中国では不動産から理財商…

公認会計士の不人気に思うこと

東芝の不正会計が問題となっている。 このことで真っ先に思ったのが、「公認会計士の監査はどうなっていたのだろうか」ということだ。 そんな中、先週に日経の記事で「会計大学院、定員割れ続々」というのを目にした。 公認会計士が不人気になったのは、金融…

トヨタの新型株について考える

トヨタが発行を検討している「AA型種類株」が話題となっているようだ。この新型株は非上場で最初の5年間は自由に売買できないが、その後は買った金額でトヨタに買取を請求できるし、普通株にも転換できるという。また、配当は当初は発行価額の0.5%だが2.5%ま…

日銀総裁の発言がどうであろうと日常は続く

今日は黒田日銀総裁の発言内容から円高が急激に進み、それまで堅調だった日経平均株価も下げて終わった。こうした突発的な出来事には、昼間働いている身分の者は対応できない。こんな中で活発に取引されたのが日経平均レバETFだという。乱高下した動きから儲…

ギャンブルするなら

株式投資はギャンブルである、というのは否定しない。実際、不確実な将来予想をしているのだから。でもギャンブルするなら現物株や信用取引よりもふさわしいものがある。オプション取引だ。一般にはあまり馴染みがないが、作家の橘玲氏も述べているようにオ…

損を経験して本物の投資家となる

アベノミクスが始まって以来、株価が上昇基調になり、また、NISA制度が新設されたことで新しく投資を始めた人も多い。この間に含み益も入れて利益を得ている人も多いはずだ。でもそれは投資する環境が以前よりも良くなったことが大きい。言い換えれば、アベ…

「みんな一緒」は気味が悪い

以前は、会社へ行く服装はスーツというのが常識だった。だが現在ではカジュアル化が進み、スーツを着るほうが珍しくなった。そんな中、日経電子版の記事で興味深いものがあった。それは「大企業病を治したいなら、まず服装を変えよう」という記事で、スーツ…

自社株買いに対するバフェットの重要な指摘

株主への利益還元策としては、配当と自社株買いがある。株主還元が重要視されるようになり、配当を増やしたり自社株買いを実施する企業が増えている。そのこと自体は投資家にとって望ましいことではある。 ただ、何事もむやみに行うとかえって害となることも…

新たな銘柄を追加

ずっとウォッチしていた投資候補銘柄のうち、今日ついに買いを決断し実行した。買ったのは日進工具という切削工具メーカーだ。 時価総額は約130億円弱という小さな会社だ。精密加工に使用される超硬エンドミルという小径工具に特化している。顧客は自動車関…

投資の勝ち負けに意味はない

投資をしていると、勝負にこだわる人をよく見かける。今月は何勝何敗だとか、何連勝だとか。でもそれって意味があるのだろうか。いつも不思議に思う。投資したごとに利益となれば勝ちで、損すれば負けということなのだろうが、例えば99勝1敗だったら大成功な…

ゴールデンウィークは株主優待を使いまくり

今頃の時期は気候がよく、最も気持ちがいい。ゴールデンウィークは家族で出かけるのだが、食事で株主優待が使えると出費が抑えられるのでかなりありがたい。私の持株ではサンマルクホールディングスの株主優待が最も利用する頻度が多い。4月29日は「ベーカリ…

日本トリムの決算と業績見通し

先日、日本トリムの決算が発表された。2015年3月期については、もうすでに減益であることがわかっていたので、注目は2016年3月期の業績見通しがどうなるかだった。 その業績見通しは経常利益が前期比24.6%増となっており、業績は回復へ向かいそうだ。ちょっ…

株式は通貨の代わりになるか

4月25日付の日経新聞1面によれば、役員報酬として自社株を交付する企業が増えているという。業績向上への動機づけを強め、投資家を意識した経営につながることが期待できることから導入が進んでいるようだ。 先日は、上場企業が保有する自社株の価値が約20兆…

ギリシャ悲劇が始まるか

先日、信用買いしていた原油ETFに少しばかり含み益ができたので欲張らず売却した。結構含み損が続いたので失敗だったかと思ったが、運がよかった。 さて、日経平均株価が再び20,000円を超えたという状況のなか、ギリシャがとうとう資金繰りに行き詰まるかど…

JTから株主優待品が届く

今日、JTから株主優待品が届いた。缶コーヒーやペットボトルのお茶など飲料詰合せだ。これは家族にも好評で、毎回楽しみにしていた。 だが、JTは飲料事業から撤退することを決めている。となると、この株主優待の内容も今後変更されることになるだろう。…

スマホの通信コストを下げる

先日、スマホの通信会社をドコモから格安SIMへ変更した。スマホの通信コストは以前から割高だと感じていた。自宅では無線LANを使っており、自宅以外では動画など観ることはほとんどないため、データ通信量は多くない。また音声通話もほとんどしないため、カ…

日経平均2万円到達したからといって投資行動は変わらない

日経平均株価が一時的にせよ2万円を回復したことで大きなニュースとなった。でもいくら節目だからといって、何か投資行動に影響するわけではない。あくまで企業業績をもとに考えているので、日経平均株価の水準がどうであろうとあまり気にしない。むしろこれ…

車を買うか検討を始める

今日、妻から「車を買わない?」と言われた。 雨が降ったときの子供の送り迎えや買い物が大変になってきたというのが主な理由だ。 確かに車があれば便利なのだが、問題は駐車場代や維持費だ。 これまで特に車に必要性を感じなかったし、出費を抑えるというこ…

隠れた「宝」の探し方

ここ数日、寒暖差が大きいためかのどの痛みが続き少し風邪気味だ。そんなこともあって今日は自宅で寝ころびながら「日経ヴェリタス」や「日経会社情報」をゆっくり読んでいた。 今日の「日経ヴェリタス」のトップ記事は、「隠れた『宝』の探し方」だ。投資の…

新しい門出の季節に思うこと

卒業シーズンが過ぎ、新しい門出の季節だ。 もうすぐ入社式が行われる会社も多いと思うが、私は入社式というものを経験していない。 私はかつて公認会計士を目指していた。大学在学中から勉強を始め、大学4年のときに初めて試験を受けた。だから就職活動すら…

「他人から評価される」か「自分で評価する」か

先日から検討しているオプション取引だが、メリット・デメリットをいろいろ考えてやめることにした。この投資について考える過程が私にとっては楽しいのだが、それはどうしてなのだろう。 それは、「他人から評価される」か「自分で評価する」かによるのでは…

久しぶりに利益確定の売却

今日は久しぶりに持株の一部を売却し利益確定した。売却したのはJTの400株。 売却した理由は、今後の成長が期待するほどに伸びないのではと考えたから。ただ、全部売るほど強い理由ではないため一部にとどめた。 これによって手持資金が増加するが、今後の投…

上場しているのが不思議なゾンビ企業

今日の日経新聞夕刊の社会面で、飲食事業会社が粉飾決算していた疑いで強制捜査という記事があった。強制捜査を受けたのはグローバルアジアホールディングスという会社でジャスダックに上場している。 記事を読んでみてどんな粉飾決算なのか興味がわいたので…