投資狂日記

自由を追求するブログ

いよいよ最強投資家の登場か

株式市場の暴落が止まらないでいる。

人々の心理はパニックに陥っており、冷静さは全くない。こうした動きに歯止めをかけるため政策当局はあらゆる手段を繰り出すだろうが、それが功を奏するかさえ怪しくなっている。

 

こんな中、やはりあの最強投資家の動きが気になる。そう、ウォーレン・バフェットだ。

彼が率いるバークシャーは手許資金が14兆円あるという。この巨額資金をいよいよ投入する場面がくるかもしれない。

リーマン・ショックのときも彼は大規模に動いた。今回も当然機会を伺っているはずだ。

 

「あのバフェットが動いた」と伝われば、市場の雰囲気は変わるかもしれない。それくらい彼の存在感は大きい。

むしろ政府や中央銀行より、あのバフェットが買いに動いたという事実のほうが市場の冷静さを取り戻し、安心感を与えることになるのではないかとすら思える。バフェットを信奉する長期投資家たちが彼に続くことも考えられる。14兆円の資金量といっても世界全体から見れば小さいものだろうが、バフェットの偉大さは侮れない。

 

この状況のなか、バフェットはどう思案しているのだろう。

 

 

 

自然の脅威に圧倒される人間

今日で東日本大震災が起きて9年になる。

先日、福島第一原発事故を題材にした映画「Fukushima 50」を観てきた。当時、事故が起きた原発の現場で文字通り命を賭して原子炉の暴走を食い止めようとした人々の過酷な姿が描かれている。

 

原発は絶対安全と言われていて津波にも耐えられるはずだったが、想定をはるかに超える津波に遭遇する。人間が勝手に大丈夫と判断したラインを自然はあっさり押し流してしまった。津波により電源を失った原発では原子炉が空焚きになり、放射性物質が大量に放出されてしまう危機に陥る。あと少し運が悪ければ、東日本の広範囲は今頃住めなくなっていたかもしれない。これは本当に紙一重で、改めて想像すると背筋が寒くなる。

 

昨年は大型台風による水害も起きた。そして今は新型コロナウイルスだ。

自然の脅威は人間の想定をあざ笑うかのように悠々と上回ってきた。自然災害が多い日本は防災意識は高い方だと思うが、それでもなお甚大な被害が出る。

 

人間の想定は過去から導き出そうとしている。だが過去そうだったからといって、今後はそれ以上のことは起きないわけではない。むしろそれ以上のことが発生してきた。

これからも想定以上のことが起きるのだろう。

 

 

遠くに旅立った方々のことを忘れないようにこの曲を聴きながら祈ります。

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