投資狂日記

自由を追求するブログ

運用状況(2019/6/9時点)

現在の運用状況は次の通り。※個人口座のみ

<現物株 評価損益率>

ウェザーニューズ 100株 96.81%
日進工具 1,000株 99.43%
ロゼッタ 800株 98.15%
コムチュア 900株 156.84%
エーアイテイー 5,700株 224.58%
芝浦電子 400株 -28.71%
ユアサ商事 300株 -23.01%
アリアケジャパン 200株 18.50%
ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人 10口 26.11%
星野リゾート・リート投資法人 2口 -6.71%
産業ファンド投資法人 8口 1.82%
トーセイ・リート投資法人 11口 10.24%
ユナイテッド・アーバン投資法人 5口 8.52%


<信用買建 評価損益率>

ハブ 1,000株 -16.16%
太陽ホールディングス 200株 -40.70%
東京精密 300株 -48.21%
日精エー・エス・ビー機械 300株 -64.18%
竹内製作所 100株 -30.55%

 

 日進工具とエーアイテイーがジリジリと下落している。コムチュアも軟調。一方、ロゼッタが回復しつつある。

米国の利下げ期待が高まり週末の米国株は上昇したが、これが日本株にも影響するかに注目。為替が円高に振れているので、その影響も気になるところだ。

  

「価格」ってなんだろう

日経新聞の「Neo economy」という連載記事を読んだが、「ダイナミック・プライシング」という変動価格が広がりつつあるらしい。

航空運賃などでは空席をできるだけ少なくするためにダイナミック・プライシングが採用されていて需要に応じて価格が変化する。これがレストランなどにも採用されつつある。需要と供給の均衡点としての価格が常に動き「見えざる手」が見えるようになりつつあり、「定価」の寿命が短くなっているという。

 

株式市場では株価が刻一刻と変化しているが、こういった価格の変化があらゆる商品やサービスにも広がっていくとなると、今後は個人それぞれの価値観が試される。

これまでは価格と自分の価値観を比較して、価格以上の価値があると思えば「お得」だし、価格ほどの価値がないと思えば手を出さなかった。定められた価格を基準に判断していたが、今後は価格自体が変動するのであればどの価格が見合うのか自分の価値基準が必要となる。これまでは手が出せなかった商品・サービスでも場合によっては手が出せるようになるかもしれないし、逆にかつての価格では手に入らなくなるものもあるかもしれない。

 

一方ではサブスクリプションという定額サービスも広がっている。こうした定額サービスが今後も広がるのか、それともダイナミック・プライシングの波に飲み込まれるのだろうか。

だだ、定額サービスについても、利用者は「価格」と利用頻度からみた「価値」を比較していることにかわりはない。

 

私は株式投資を始めてから、「価格」と「価値」の違いについて考えるようになった。ウォーレン・バフェットは、「価格は支払うもの、価値は受け取るもの」と言っている。この言葉は「価格」と「価値」の違いを最も表していると思う。

価値観は人によって違うし、本来はそれを比較することはできない。だが価格がつくことによって比較が可能となる。となると将来は人々の価値観が、変動する価格のうちからその人が選んだ価格で比べられるようになるということなのだろうか。今でも価格帯によって大まかに分かれていたものが、より鮮明に分かれるようになるのだろうか。

あらゆるモノ・サービスについている価格は、なぜその「価格」なのか。そしてなぜその「価格」を選んだのか。適正な「価格」とは何なのか。

「価格」というのは考えてみると不思議なものだ。